中学生のころに私のアイドルだったピアニスト、スタニスラフ・ブーニンさん。
1985年ショパンコンクールの優勝者です。
当時NHKで放送されたショパンコンクール特集を録画して
繰り返し繰り返し
何度も何度も見ていました。
それから今までふと思い出してはCDを聴いたり
Youtubeで見たりしていました。
キラキラ ハッキリした音色で
とても表情豊かに弾く姿に「かっこいい~~~!!」と夢中になりました。
長い間足を悪くされて闘病されていて
演奏活動はされていなかったようで、私も遠ざかっていました・・
それがなんと奇跡的に復帰され、全国ツアーをされている!!
慌ててチケットを申し込み
見に行ってきました。
ステージに出てきたとたんに意図せず涙が…
40年来の憧れの人・ブーニンさんがすぐそこに…
感動でした…
一曲目は大好きな曲
ショパン ノクターン 第20番《遺作》
もう本当に好きな曲でして
涙涙でした…
他にも高校生の時に習ったことのあるシューマンの曲や
小学生の頃に習っていたショパンのワルツなどを演奏され
そのころ住んでいた家や、ピアノの先生、通学路や両親の若かりし頃の表情など
その頃の情景が蘇って涙涙でした・・・
ブーニンさんは雰囲気はあのまま
とても穏やかなたたずまいで
ピアノも煌びやかで優しい音でした。
アンコールの曲を2曲演奏されても拍手が鳴り止まず
困ったな、という苦笑いをされながら出てきてくださって
結局アンコール4曲だったと思います。
終わってから数日余韻に浸っています・・。
本当に行ってよかった、いえ、行けてよかったです…
さらにピアノに向き合いたい!と思いました。
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